A:正常例
FDG-PET 統計解析画像

色のついているところがなく、正常であることを示している

B:認知症症例
FDG-PET 統計解析画像

色のついた特に赤くなっているところが異常部位

C:認知症症例
MRI 統計解析画像

FDG-PETの異常部位に対応してMRIでも異常が検出された

D:認知症症例
FDG-PET 原画像

これだけで異常部位を指摘することは困難である

脳PET検査のご案内
(PET検診オプション)

 FDG-PETとMRIを使用し、脳の糖代謝の低下や萎縮の程度を統計解析的な手法を用いて調べることにより、従来の脳検診とは異なる視点から、症状の出現していない早期の認知症の発見を目的とします。

検査について

 この検査はPET検診の「プレミアムコース」「スタンダード+脳コース」等、PET検査とMRI頭部の検査を実施する場合に限り選択可能なオプションです。検査時間はPET検診にかかる時間に加え、30分程度必要とします。

 「グランドプレミアムコース」には本検査が含まれています。

料金

脳PET検査(FDG-PET頭部・MRI頭部統計解析)
検査料金: 44,000円
(消費税10%込 2024年4月改訂)

ご注意

 認知症についての診断の基準は「症状と経過」です。 画像診断は補助診断であり、この検査のみで直ちに認知症と診断するものではありません。 確定診断には臨床情報を基にした医師の総合的な判断が必要となります。 この検査は症状のない時期からの認知症の早期発見を目的とし、その後の治療による効果を期待するものです。

 本検査は、アミロイドβの沈着を調べる「アミロイドPET検査」とは異なります。アミロイドPET検査の実施には条件がございますので、ご興味のある方は当クリニックまでお問い合わせください。