腫瘍マーカー検査等

腫瘍マーカー6種

検査項目 説明
AFP

肝臓がん等で上昇することがあります。

PSA・
PSA F/T比
(男性)

PSAは前立腺がん、前立腺肥大症等で上昇することがあります。

PSA F/T比はPSAが基準値を超えた場合のみ、がんか良性疾患かを判断するために確認します。この時、PSA F/T比が小さいほど前立腺がんの疑いが強くなります。

CEA

消化器がん、肺がん等、色々な疾患で上昇します。

CA125(女性)

卵巣がん、消化器がん等で上昇することがあります。

CA19-9

膵がん、胆のうがん、大腸がん等で上昇することがあります。

Pro-GRP

肺の小細胞がん等で上昇することがあります。

可溶性IL-2リセプター

悪性リンパ腫等で上昇することがあります。

追加腫瘍マーカー5種

検査項目 説明
SCC抗原

子宮がんや扁平上皮がん(主に肺、食道、子宮頸部、副鼻腔、咽頭)等で上昇することがあります。

SLX

肺の腺がん、膵がん、卵巣がん等で上昇することがあります。

NCC-ST-439

乳がん、肺がん、消化器がん等で上昇することがあります。

PIVKA-II

肝臓がん等で上昇することがあります。

抗p53抗体

比較的早期のがん(特に食道がん、大腸がん、乳がん)で上昇することがあります。NEW

2023年1月23日から尿中NMP22に代わり抗p53抗体が追加されました。